美白のメカニズム

まず美白のメカニズムを知るために重要なのが、肌が黒くなる原因です。
肌が黒くなる原因物質はメラニンです。

このメラニンは、アミノ酸の一種であるチロシンがチロシナーゼ酵素によってドーパキノンに変化し、そのドーパキノンは酸化反応によってドーパクロムに変わります。
さらに何度かの化学反応を経てメラニンになります。

このどこかのタイミングで、邪魔をすればメラニンを生み出さなくてすみ、美白につながります。

美白主剤が発見されている

はじめの変化、チロシンがドーパキノンにかわるのにチロシナーゼ酵素が大切とかきましたが、こちらのチロシナーゼの酵素活動を阻害する物質として発見されているのが、アルブチン・エラグ酸・コウジ酸(美容皮膚科VIVACEBEAUTYクリニックで取り扱いのマッサージピール別名コラーゲンピールに美白成分として配合されています)・ルシノール・ロドデノール・システイン・ハイドロキノン・甘草エキス・など沢山の美白主剤が発見されています。

ハイドロキノンは大変強力な美白効果があります。白斑などの可能性もあります。市販の化粧品にも2%までは認められていますが、それ以上は病院での処方が必要となります。適切に利用すれば安全で有効な成分ですので、クリニックで医師の処方を受けで適切な期間利用するのが良いとされています。

当クリニック美容皮膚科VIVACEBEAUTYクリニックではこちらのハイドロキノンの強力な美白作用を利用して、シミのお薬として処方しております。
シミのお薬としては他にトレチノインの処方もおこなっています。

美白主剤が発見されている2

コウジ酸は麹菌発酵液から発見されました。

金属イオンとキレートする作用を活かしてチロシナーゼを不活性化することで美白効果をねらいます。
2001年に発がん性の懸念から販売が中止されましたが2005年安全性が確認され再度販売されるようになった美白効果のある成分です。

さらに酸化を防ぐ物質として脂溶性のビタミンEや、水溶性のビタミンCす。(ビタミンは当クリニックではイオン導入で選択可:無添加のビタミンCをその場で精製水に溶かし導入していきます)などがあります。
ビタミンCはチロシナーゼ活性阻害の効果と、紫外線にあたった後のメラノサイト増殖抑制の効果もあり、日焼け前にも日焼けあとにも有効な美白成分です。

また、チロシナーゼの分解を促進するものとしてリノール酸チロシナーゼの成熟を抑制するものとしてマグノリグナン(2005年に許可)表皮のターンオーバーを促進するものとしてレチノイン酸や4‐メトキシサリチル酸カリウム塩などがあります。

また、抗プラスミン作用のあるものとして、トラネキサム酸があります。
トラネキサム酸は抗プラスミン作用によりメラノサイト活性化因子の生産をおさえます。また抗炎症作用があります。

トラネキサム酸はトランサミン錠として美白の内服薬として利用

トラネキサム酸はトランサミン錠として美白の内服薬として利用されてきましたが、最近ではイオン導入の薬剤として利用し、肝斑の治療に用いられています。

当クリニック美容皮膚科VIVACEBEAUTYCLINIではこちらのトラネキサム酸によるイオン導入を行っています。内服薬で体の内側から、イオン導入で体の外側から有効成分を届けて、相乗効果のある治療をお勧めしています。VIVACEおすすめ美白内服セットと合わせての治療が人気です。
内服薬に抵抗感のある方にはイオン導入単体の治療ももちろん可能ですし、トラネキサム酸のイオン導入はシミやニキビ跡の色素沈着にも効果があります。

エレクロトポレーションの美白ホワイトニングトリートメントもトラネキサム酸を使っています、さらにビタミンCも導入していきますので美白効果が大変期待できます。さらにセラビオも導入しますので保湿やシワにも同時に効果があります。

美白のメカニズムまとめ

ここまでご紹介しました美白剤は沢山の種類がありますが、今日塗って明日には白くなるものはありませんので日焼け対策とあわせて、継続が必要となります。

また、化粧品コーナーなどで販売されている美白成分配合をうたった商品は有効成分が3%ほどで、多いものでも6%ほどですのでさらに継続が必要となるかもしれません。
※費用皮膚科VIVACEBEAUTYクリニックではビタミンCを高濃度(30%)で配合した美容液の取り扱いがございますが、フェイシャル後の自宅ケアとして大変人気な商品です。好転反応がある方やはじめはピリピリ感のある方もいらっしゃいますので、ご相談後にご購入いただいております。

姫路市、姫路駅周辺で美容皮膚科をお探しの方はVIVACEBEAUTYクリニックにご相談ください。