シワとは何か?
シワには大きく分けて3つのタイプがあります
- 小じわやちりめんジワ
- ※1)真皮ジワ
- 表情ジワ
シワの治療もシミ治療と同じく、まずこれらのシワのタイプを見分けることが大切です。
※1) 真皮【コラーゲン、弾性繊維(エラスチン)やヒアルロン酸などから構成されており表皮と皮下組織の間にある】
小じわやちりめんジワとは?
小じわやちりめんジワは乾燥による可能性大。
水分不足で、皮膚が縮こまりシワになってる状態です。
皮膚の比較的あさい部分に出来ているので、化粧品やイオン導入で対処可能です。
ただし、化粧水で対応出来るのは角質層までです。
なぜなら、角質層と顆粒層の間にはお肌の保護のために電気の膜があり、化粧水はこの電気の膜を超えて浸透することが出来ないからです。
イオン導入は普段はお肌の保護のために存在する電気の膜を、外から微弱な電流を加えることで、一時的に無くして、美容成分を角質層より深い顆粒層などにも浸透させることが出来ます。
ですので、角質層よりも奥の組織にも対応可能です。
お肌のバリアを超えて美容成分を浸透させても大丈夫なのか、心配になられるかもしれませんが、当クリニックは保存料などの余計な成分の一切入っていない美容液を使いますので安心です。
詳しくはイオン導入のページをご覧ください。
ピーリングなどで肌のターンオーバーを促し改善を図る方法もございます。
口や目の周りは皮膚もうすく、乾燥しやすい 上に、紫外線の影響も受けやすい場所です。
ですので目や口周りのシワには保湿がとても大切です。
同時に紫外線対策も大切になります。
真皮ジワとは?
次に真皮ジワですが、こちらは加齢や光老化によって、皮膚の深い部分から生じているシワになります。
皮膚は※2)皮下組織の上に真皮がありその上に※3)表皮があります。
私達が普段つけている化粧水はこの皮膚の1番上にある表皮のなかの本当に表面にある角質層の方までしか浸透していません。
先程、小じわやちりめんジワのお話でもふれたイオン導入で届く顆粒層などよりももっと深い部分から生じていますので、もっと肌の深い部分に作用する治療をしなくてはなりません。
当クリニックでは真皮ジワの治療のためにエレクトロポレーションを導入しています。
メソアクティスとも呼ばれるものでヒアルロン酸注入やメソセラピーで注射する場所にまで有効成分を届けられると言われておりますが、注射ではないので痛さやを感じずに真皮ジワ対策をしていただけます。
こちらもイオン導入と同じく電気の力を使っていきますが、詳しくはエレクトロポレーションのページをご覧ください。
※2) 皮下組織【皮下脂肪などが含まれる】
※3) 表皮【角質層や顆粒層など、角質層は肌の1番表面の部分】
表情ジワとは?
最後は表情ジワです
こちらはその名のとおり、表情のクセが影響しています。
若いうちはすぐに戻っていた癖ジワも、加齢とともに癖付いて戻らなくなってしまいます。
こちらに1番有効なのは、ボツリヌス療法(ボトックス)です。
こちらのボトックス治療はより深いシワにならないように予防にも使えます。
当クリニックではアラガン社のボトックスビスタを導入予定です。
注入する深さにより、より自然な感じにすることも出来ます。
1度ご相談ください。
シワ治療をご検討の方へ
シワはまずば作らないこと、そして早め早めの対策がなにより大切です。
まずは、シワが出来ないように保湿や紫外線対策をしっかりとしていただくこと、エステなどのお手入れは若いうちは勿体ないと考える方もいらっしゃいますが、なくすよりも作らない方が大掛かりな治療も必要ありません。
将来の自分への投資と思い、是非今から取り組んでいただきたいです。
そして、少しでもシワなど気になった場合は一刻も早く専門家にご相談ください。
何もしなければ老けていくだけ、これはみんな平等な事実です。
そのシワが深く刻まれてしまう前に一刻も早いシワ対策を。