各個人によって、お肌の状態は皆さん微妙に違っています。  肌荒れを気にされている方は毎日保湿クリームや、塗り薬などでお手入れをされていると思いますが、状態によっては医療脱毛が出来なくなるケースもあります。  今回の記事では、どのようなお肌が、どのような状態だと医療脱毛の施術が不可になるのか、詳しく解説していきます。

このような状態は照射がNGの恐れ!

このような状態は照射がNGの恐れ!
毎日肌のお手入れをしていても、その時の体調やアレルギーなどによって肌状態も日々変化しますよね。  肌状態が乱れている部分に脱毛レーザーを当ててしまうと、症状が悪化してしまう恐れがあるためその部分は避けて、照射を行います。  「それじゃあ、どんな肌状態だと当てられないの?」 と疑問に思われる方も多いと思いますので、以下にご紹介いたします。

ホクロやアザ・母斑・内出血

 レーザーは毛のメラニン色素に反応します。  そのため、生まれつきお身体にあるホクロやアザや蒙古斑などの母斑、打ち身による内出血などにレーザーが反応してしまう恐れがあるため、照射を避けます。 (※色が薄く、膨らみのないホクロは照射可能です)  内出血は次回の施術時に治っていれば照射できますのでご安心ください

キビ・肌荒れ

 お顔や背中などで、ニキビができたり赤みが出ている部分、アトピー性皮膚炎等で肌の乾燥が強く引っ掻き傷がある部分などは、皮膚の赤みにレーザーが反応して熱がしっかり入りすぎてしまい、赤みや痒みなどを引き起こす恐れや、症状を悪化する恐れがあるため避けて照射を行います。  内出血と同様に、次回の施術時に肌状態が落ち着いていれば施術可能です。

ケガや傷・手術痕や傷跡

 ケガや傷のカサブタ部分、帝王切開などの手術痕、カサブタが取れた後も残っている傷跡などは、肌がデリケートで脱毛後の肌トラブルの恐れもあるため照射を避けます。  夏の時期は蚊などの虫刺されの赤みにもレーザーが反応してしまうため、虫除け対策も忘れずに行なってください。

日焼け・色素沈着

 日焼けで赤みが出ている肌や、日焼けにより肌の色味が極端に濃くなっている部分は避けて照射を行います。  赤みのある日焼け肌は、日焼けによる炎症が残っているため、レーザーを当てると火傷のような症状につながったりしてしまいます。  また、日焼けにより肌色が極端に濃くなっている部分や、膝周りなどの色素沈着も色味が濃いと、レーザーが反応して肌トラブルを引き起こす恐れがあるため避けて照射を行います。  日常生活における日焼けであればパワーを調節して照射することは可能です

タトゥー・アートメイク

 タトゥーやアートメイクの部分はレーザーがインクに反応してしまうことで火傷や肌トラブルにつながる恐れがあります。  またレーザーの熱がしっかり入る事でデザインの変質などの恐れもあるため、レーザーが当たらないように白テープで保護し、避けて照射を行います。

まとめ

まとめ
脱毛時に当てられない肌状態についてご紹介しました。 脱毛をしたいけど肌状態が気になる方などは、是非一度当院にお問い合わせください。

3波長医療脱毛を使用し、これらの悩みを解消

3波長医療脱毛は、異なる波長のレーザーを使用して毛根のメラニン色素に効果的に作用し、脱毛を促進する技術です。 この技術が、上記に記載された様々な肌状態に対してどのように有効か説明します。
カテゴリ説明
ホクロやアザ・母斑・内出血に対して3波長脱毛では、異なる波長が異なる深さの皮膚層に到達します。浅い層に影響を与える波長は、表皮にあるホクロやアザには反応しにくく、毛根に焦点を当てることが可能です。ただし、色素が濃い箇所には依然として注意が必要です。
キビ・肌荒れ肌荒れや赤みのある肌には、特に低出力または特定の波長を選択することで炎症を引き起こしにくくすることができます。低出力のレーザーは肌への刺激を減らしながら、毛根に対しては効果的に作用することが可能です。
ケガや傷・手術痕などデリケートな肌や傷跡には、低出力のレーザーや肌の深層に作用する波長を選択することで、肌への負担を最小限に抑えつつ脱毛効果を得ることが可能です。
日焼け・色素沈着日焼け肌や色素沈着の部分には、特に肌の深層に作用する波長を選択し、肌表面の炎症や色素細胞への影響を避けながら施術を行うことが可能です。また、出力の調節により安全に施術を行うことも可能です。
タトゥー・アートメイクタトゥーやアートメイクのインクには、一般的にレーザーが反応しやすいため、これらの部分は依然として避ける必要があります。ただし、タトゥーがない部分には通常通り施術を行うことができます。
これらのポイントに注意しながら、3波長医療脱毛を適切に行えば、多くの肌状態にも配慮した安全かつ効果的な脱毛が可能になります。ただし、個人の肌状態や医療条件によっては専門医の診断が必要であり、施術前のカウンセリングが重要です。
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