光線過敏症とは?

脱毛を行う上で、光線過敏症と言う言葉を一度はお聞きになった事はあると思います。

光線過敏症は文字通り、光線を照射する事により、過敏な症状がお肌に現れる事を言います。
例えば、はれや発疹または赤みや水ぶくれなど症例は様々です。

酷いケースとしては気管支炎や、関節炎を併発しかねない、疾患となります。
光線過敏症の要因として、現時点で分かっている点は、DNAの修復障害、代謝異常、または過剰な日焼け、光アレルギーなどが要因とされています。

尚、例外として、メラニンが欠除している事による光線過敏症の一つとして白皮症などの先天的な病気によるものもあります。
医療脱毛により、メラニンが減少する事により、光線過敏症を誘発する心配はないため、その点はご安心頂ければと思います。

薬と光線過敏症の因果関係

実は薬により光線過敏症を誘発するケースは少なくありません。

誘発起因としては、一定量の薬に対して、日光を浴びる時間の関係により、薬剤性光線過敏症と呼ばれる症状が見られる事があります。
これらに因果関係があるとされている薬剤種の一例としては、、以下に挙げられるものです。

  • 抗ヒスタミン配合の塗り薬など
  • 抗不安薬
  • 三環系抗鬱剤
  • 向精神薬
  • 抗生物質
  • キノロン系抗菌薬
  • 抗がん剤
  • 降圧剤

などが挙げられます。

これらを服用されている場合、光線過敏症を生じる可能性が高くなります。
薬の服用により、お肌のバリア機能は低下し、照射のエネルギーにより赤みや炎症を生じてしまうとされています。

光線過敏症にも個人差はある

しかし、光線過敏症にも当然個人差があります。

薬を同量飲まれ、日光を同じ時間浴びた方でも、光線過敏症になる方、ならない方に分かれます。
つまり、全ての方に、症状が現れる訳ではありません。

光線過敏症が生じる条件にご自身が当てはまっている場合でも、脱毛を諦める事はありません。
まずは、診察を受けて頂き、医師に相談してください。

また、薬以外の光線過敏症の要因とされている、日光に関しては、レーザー脱毛と比べ波長は異なるものです。
そのため、必ずしも、光線過敏症の様な症状が現れる訳ではありません。

現在、医療脱毛をお考えの方で、薬を処方されている方は、当院にご来院下さい。
医師が適切に判断し、より安全面に配慮させて頂き、治療方針をご提案させて頂きます。