
医療技術に活かされる光──がん治療と脱毛、それぞれの正しい理解を
医療や美容の分野では、“光”を使った技術が多く活用されています。例えば、当クリニックが提供する医療レーザー脱毛も、光エネルギーを応用した医療技術のひとつです。
しかし、「光脱毛」との違いがわかりにくく、混同されてしまうことも少なくありません。
まず、私たちが行っている医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ扱える高出力のレーザー機器を使用しています。
レーザーとは、特定の波長をもつ光を一点に集中させたもので、毛根の黒いメラニン色素に反応して熱を加え、毛の再生力を弱めていきます。
これにより、少ない回数で高い効果が期待できるのが特徴です。
一方、エステなどで提供されている光脱毛(IPL脱毛)は、レーザーとは異なり、複数の波長を含む弱めの光を広範囲に照射する方式です。
熱の作用も穏やかで、安全性はありますが、出力が低いため効果の実感までに時間がかかることがあります。
このように、「光」とひとことで言っても、医療用レーザーとエステの光脱毛では仕組みも効果も大きく異なるのです。
そして、“光”を用いた医療技術の進化は、脱毛だけでなくがん治療の分野にも及んでいます。
たとえば、近年注目されている「光免疫療法」というがん治療法では、がん細胞に集まる性質を持つ特殊な薬剤を体内に投与し、その薬剤に近赤外光(レーザーではなく光)を照射することで、がん細胞だけを選択的に壊すという方法が取られています。
この治療法に使われる“光”は、熱や切開を伴うものではなく、薬剤と反応してがん細胞を破壊するための“反応性”に着目した光であり、私たちの医療脱毛で使うレーザーとはまったく異なるものです。
それでも、「光という自然なエネルギーを的確に使いこなす」という点では、医療レーザー脱毛と光免疫療法には共通した思想があると言えるかもしれません。
当クリニックでは、本物の医療レーザー脱毛を提供する立場として、正確な情報をお伝えすることも大切にしています。
「医療機関で行う脱毛」と「エステの光脱毛」では、技術も結果も違います。
安全性と確かな効果を求める方は、ぜひ正しい知識をもって選択してください。
引用:がん治療の現代治療「TGC東京がんクリニックの光免疫療法」